どうもこんにちは。
文京区で美容師している荒木です。
骨折は色んな意味で痛い
これは今月の5日に起きた事です。
夕方後輩スタッフと一緒に趣味であるバスケットボールをしていた時に思いっきりジャンプしてから相手にぶつからないように避けると右腕から転び右肘を骨折してしまいました。
その試合からもう右腕を使えなくなり途中交代をして氷をもらい冷やしていました。
あとは残りの試合を見学をしていたのですがさすが見ているだけでも腕を動かすだけで激痛が走りこれは右腕もう使い物にならないなと感じ始めました。
てか明日からどうしよ。。。
仕事出来ないじゃんー!!
そんなことは言っても腕が治る訳では無いのでとりあえず明日の朝から病院に行くことに。
家に帰るまでも荷物が多く腕を使えないという不便さがとても辛かったです。
しかもその夜はどこでも寝れる荒木が右腕の位置を動かすだけで激痛が走るため寝れずに朝を迎えてしまいました。
(こんなにも寝れないのなんて珍しいんですよほんと)
そして早朝、近くの朝早くからやっている大きな大学病院へ行くまで行くと整形外科は完全予約制で9時に行ったものの診察してもらえるのは14時になるとの事。
さすがにそこまで待てないので職場まで1度行き職場近くの整形外科へ。そこでも1時間くらい待たされましたが自分の番号を呼ばれるまで待ち診察室に通されました。
レントゲンを撮ってみるとキレイにヒビが入っている骨折と診断されました。
ずっと感じてた激痛の原因は骨が折れた痛さではなくその折れたところに血液が溜まり神経を圧迫しているため物凄く痛みを生じたらしいです。
そのため血液を注射で抜き、代わりに痛み止めを入れてもらい三角巾を貰い固定してその日は病院を後にしました。
病院帰りの僕です。
骨折れてからも大変
病院では全治6週間の骨折と診断されました。
6週間というと12月も入っているではないか!
美容師としてはは12月という忙しい季節までには治したいという焦りがありました。
しかしそれ以上に今日や明日のご予約のお客様をどうするかを先ず考えなければなりません。
幸い僕のお客様はLINE@で繋がっているお客様が多く1人1人に向けてメッセージを作成しました。
いつもお世話になっております。
美容室ヌンクコルの荒木です。
先日利き腕である右腕を骨折してしまい全治6週間と診断されました。ハサミを握れない状態となり○○様に大変ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。
今月中に髪を切りにいらして頂けるご予定がございましたら他のスタッフが担当させて頂きます。
カットなど楽しみにしていたお客様には大変ご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ございません。またこれからもよろしくお願いします。
荒木優
と送信するとお客様は本当に優しい方が多く
「大丈夫ですか?」
「予約の変更は全然大丈夫ですよ。」
「お大事にしてください」
などのお言葉を頂きました。
せっかくお客様は前もって予約を入れたのにそこでカットやカラーが出来なくなっているにも関わらず僕を思いやる一言を頂けるなんて本当に嬉しかったです。
しかしお客様に甘えてばかりはいられません。
LINE@で繋がっているお客様にはメッセージを
LINE@繋がってないお客様には直接おハガキをかく事にしました。
右手は手首から先はなんとか動かせるようになってきたためゆっくりゆっくりとお客様に向けてご予約の変更や指名ができない今の状況をハガキに書かせて頂きました。
ハガキも一通り書き終えて仕事が出来ない歯がゆさを噛み締めていた頃、骨折してから初めての土日がきました。
土日というのは美容室では1番混み合う日でたくさんのご予約が入ります。
その日も沢山の予約の電話を頂いていたのですが僕の腕が動かないこともあり他のスタッフに任せることとなり不甲斐なさを感じていました。
上手く予約調整していた夕方【荒木指名】のお客様が入り、、、もう切ってしまおう!
と思ってみたのです。
このあとも予約が重なってるし腕の痛みも大分少なくなってきたためできる範囲でやってみようと予約を受けてしまいました。
三角巾をとり腕を動かしてみると手のひらを返すこと以外は出来そうなのでシャンプーは他のスタッフにやってもらうことにしてカットをしてみることに。
いつもより時間はかかってしまいましたがなんとか通常時と同様にカットする事が出来そうなのでその後も入客してなんとか3人ほどカットをしました。
痛みは少しあるけど出来なくもない。本来ならもっと安静にしていた方がいいのかもしれませんが自分を指名している人の期待に応えたいという気持ちが勝ってしまいました。
その後もカットだけではなくカラーやブローなどの技術も少しづつできるようになってきて今ではシャンプー以外の技術が出来る位まで復活できました。
まだ2週間も経っていないんですけどね。
整形外科の先生にもう一度見てもらいにいくと
「動かせられるなら動かした方がいい」
「筋肉が落ちちゃうから三角巾は取りましょう」
「あくまで無理はしない程度に」
という言葉を頂いたのでその日からまたできる範囲で動かすという自主的リハビリを行うことに。
こちらが11月14日の時の腕の状態です。
しっかりとハサミを持つことが出来て綺麗にカットできる状態まで復活出来ました。
もちろん無理はせず完治をしていくことを目指しているのですが今来て頂いているお客様に対しても自分が出来ることを最大限にしたいという気持ちで行動しています。
骨折してからは毎日豆乳を飲み小魚(カタクチイワシ)を食べ十分な睡眠をとり、骨折などの腕の回復が良くなると評判の接骨院で特殊な電流を流したりなど、お金と時間をかけてしっかりと回復に向けて最大限の努力をしています。
治ったかと思いきや
11月20日の時点でだいぶ腕も扱えるようになって来てこのまま無理せず少しづつ動かしてリハビリしていけば12月前には完治できるのではないかと思っていた所になんと
ギックリ腰発生。
これはもう不運が続き過ぎて笑えるレベルですよ。
元々腰痛持ちでシャンプーの時など腰を曲げるのが辛くコルセットなどをしていたこともあるくらい骨盤が悪いのですが、きっかけが何かわからないですが朝起きると腰が痛いなーというのが続き次の日になると治るかと思いきやより腰が痛くなって来て歩くのがしんどくなるという所まで症状が悪化してしまいました。
本当になんで自分ばかりと嘆きましたよね。
でも嘆いてもよくならないのは分かっているんですけどね。
でも言って楽になるみたいな所はあるからTwitterで自分の不運自慢をしておいてこれからどうしようかと思っていたところちょうど今日は肘の骨折の件で整骨院に行く日だったのでついでに腰も診てもらう事にしました。
先生は僕の身体を触っただけで元から腰が悪いということを見抜きマッサージ(これがめちゃくちゃ痛いけど我慢しなくてはいけないやつ)をしてもらいました。
肘に流す電流も、腰に当ててもらって立ってみると。。
すんなり立ち上がれるようになってるんですよね!
これは自分でも本当にびっくりしましたよ。
人の手でマッサージをして電流流すだけでああんなにも痛かったギックリ腰がすごく和らいで歩けるようになったことなんてなかったですからね。
本当にタイミングよく先生に見て貰えて良かったですよ。
結局健康第一
腕の骨折をしてからギックリ腰まで派生したかは分かりませんが何日から五体満足出来ない身体での生活を余儀なくされました。
そして導いた答えは【健康第一】ということですね。
使えない利き手では仕事も生活もままならない状態で精神にもストレスが溜まります。
普段何気なく健康でいられることと言うのがここまで幸せな事なんだと再認識した11月です。
日々ケガしないようにストレッチや筋トレをして同じことを繰り返さないよう毎日を丁寧に生きたいと感じました。
長文最後までお付き合い頂きありがとうございました。
荒木優